一部抜粋 2017年5月発行
秋に収穫したりんご、ラ・フランスの大きな山は、春になって、緑も鮮やかにアスパラ、わらび、月山筍のささやかな山に変わりました。
間もなくすると、それは赤く輝くかわいらしいサクランボの山になるんだなぁと、5月に入り、やさしく薫るりんごの花を摘みながら想像したりしています。
眼前に広がる雄大な蔵王山、そしてフレッシュなスタッフに力をもらい、春の作業に気忙しい日々の上山の果樹園にて、今年も美味しい果物作りに励んでまいります。
部長 大澤 2017年春
いまのところは平年並みの成育です。
平年並み・・・もはや懐かしさすら感じる、最近はめったにつかわない言葉。
今年から消化に時間がかかる大人用に食べ放題ではない収穫コースを検討中。
🍒さくらんぼは雨にあたると実割れするため、雨よけのビニールをかけます。
すると木が水分不足になりがちなためにスプリンクラーの設備を備えています。
離れた場所の地中深くまで穴を掘り、そこから水をくみ上げています。
農業に詳しい人が畑をみると、広大な面積に張り巡らされたスプリンクラーに驚く。
ぜんぶ自費調達と聞くとさらにビックリ。
みなさん、頭の中でなにかを計算しだすもよう。
春になるとスプリンクラーの点検をして出番に備える。
極端に雨が少ないと地下に水もたまらないのが難点なのだ。
冬は仕込みの時期。10ヘクタール、何千本か数えきれない木の1本1本を剪定しなくてはならない。
技術と時間が必要。
今年は新人が多くて時間がかかり、一日の余裕もない。
吹雪でも外仕事。ツライ・・・
でも「おしん」の山形ですからね。
ハサミを持ち続ける腕の痛みは職業病。
剪定が終わると山ひとつ超えたなと。
次のさくらんぼの収穫にむけた山をまた登りだす。
●スチューベンのあまさ、ポポの奇妙さに我を忘れております。ごちそうさまでした。
<北海道 I様>
●マダムのおまかせはいろいろな種類のりんごやペアーを味わうことができて楽しいです。
いつか果樹園を訪れてみたいです。
<東京都 S様>
●そのまんま100%ジュース、いまスチューベンを飲んでいますが、幸せ感があるおいしさです。ふじジュース、ナイアガラもたのしみです。
おまけのラ・フランスありがとうございました。
<兵庫県 K様>
●名もないりんご、最高においしかったです。
<京都府 Y様>
●友人夫妻がラ・フランスをとても喜んでくれました。
りんごはもちろん、こんなにおいしいのは初めてとほめてくれよかったです。
<兵庫県 F様>
おババ
たくさんのご用命を賜り感謝申し上げます。
果樹の花もあっというまに咲きそろい、小豆粒大に成長してきました。
不要の木を倒し、いま流行りの木を植えたり、秋に掘り残したコンニャク芋を掘ってみたり、それでコンニャクを作ってみたり。
アスパラの種をまいて3年目になり収穫できるようになりました。
山なのでタラの芽、ぜんまい、わらびが収穫できたり、みなさん遊びにおいでください。
さくらんぼの初夏の香をはじめ、花芽を間引きしました。
良い品質向上になるでしょう。
毎年かわらない味覚をお届けできるようみんなで精をだしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2年目になりましたが、直売所に納品するときのパソコン操作がまだできません。
高齢の腰の曲がったご婦人もやっているのに・・とプレッシャーをかけられ困っております。
農園はあっという間に極寒の雪化粧から雑草一面になっている。
剪定後の切口処理剤の塗布が終わり、剪定した枝のチップ処理をしているうちに春になった。
そしたらアスパラの収穫が始まった。
去年のことを思い出しながら毎日楽しく働いている。
今年も新人が仲間入りし農園はいっきに若返った。
老木や弱った樹木を伐採し若木に植え替えたり、流行りの果樹を植えたりなど、この農園は数年先を目指し一歩一歩前進している。
私はそれを少しでもお手伝いしたいと思っている。
山の中なので動物は多いが、今年はとくにキジ、タヌキが多い。
小屋の中に入ってコンテナからりんごを取り出す気のきくタヌキははじめて。
朝はキジの声で起こされ、日中はキジの横断注意、夜はタヌキの横断注意。
深夜のタヌキ同士のケンカの声は野性そのもの。